留学体験談
アメリカ留学体験談
プロフィール
PROFILE
名前 | HYさん(女性) |
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年齢 | 15歳 |
出身地 | 京都府 |
留学先 | アメリカ・ロサンゼルス |
語学学校 | FLS International at Saddleback College |
コース | 一般英語 |
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期間 | 4週間 |
出発 | 2016年7月 |
滞在方法 | ホームステイ2人部屋 |
01.留学の目的
01.留学の目的
昔から英語が大好きで、いつも自分の学んでいる英語を使ってネイティブの人と話し生活することを夢見てきました。
そこで両親にお願いして、ようやくOKをもらい挑んだのが今回の留学です。行く途中の飛行機では多くの人が不安を感じるようですが、私は全く不安もなく意気揚々としていました。
02.留学後の感想
02.留学後の感想
私がこの留学で驚いたことは、まず"住めば話せるようになる”ということです。1ヶ月という短い期間でしたが、その間は朝起きてから夜寝るまでずっと英語、英語、英語でした。必要に迫られれば、英語が話せないこと言い訳にはならず、片言でも話さざるを得ません。
しかし、そうやっている間に段々と使える英語が身に付いていき、日本でいくら勉強しても本を読んで努力しても身に付かない、"現地でだからこそ付く力"に気付かされました。
また、私が現地で一番楽しかったことは日々の学校生活です。私の行った語学学校は幸いにも日本人が少なく、さらにレベルテストでレベルの高いクラスに入ることができたため、正直言って宿題、予習、毎週のテストとプレゼンテーションはとても大変でした。
しかし、それでも私が"楽しかった"と言えるのは、やはりとても熱心で面白い先生と、何より多くの学生がやる気であふれていた点だと思います。日本の学校の授業では考えられない活気、そして少人数(5-6人のこともしばしば)だから味わえる自分たちが授業の中心なんだという感覚、現代アメリカの問題についてのディスカッション(選挙、貧困など)、また午後の最後の授業ではラップに出てくるようなアメリカンスラングについて学んだり、全てがとても新鮮で充実した留学生活でした。休み時間にクラスメイトと一緒に写真を見せ合い、お互いについておしゃべりし、時には話しすぎて気がついたら授業開始1分前…ということもありました。この留学を通して得た学校生活は、日本では絶対味わえないとても素晴らしく新鮮な私の一生の宝物です。
03.授業内容・学校の長所、短所
03.授業内容・学校の長所、短所
学校では午前中にコアクラスというレベルが細かく分かれたアカデミックな内容を扱う授業があり、そこでの予習は必須でとても難しかったもののやりがいのある授業でした。そして午後は主に会話、ディスカッションのクラスでした。トピックは様々でとても真面目なものから将来の就職面接の練習を英語でする、などもありました。
そんなとても楽しいクラスでしたが、欠点は日本と違い授業のない日やイベントの日程を知らせる週予定表のようなものがなく、クラスメイトや先生から聞いた情報をそのまま鵜呑みにすると間違っていたこともあり、本当は授業があるのに行けなかったトラブルもありました。
そういったトラブルを解決するのためには、自分の主張をしっかり通さなくてはいけないのに、自分の英語力では受け入れてもらえなかったことが悔しかったです。
しかし、そんな時は日本にいる母と連絡を取り、そしてブリッジ留学サポートセンターから問い合わせてもらうことができ、良い結果になりました。
04.ホームステイの長所・短所
04.ホームステイの長所・短所
私のホストファミリーは、治安も良く、とても広い家に住んでおり、最初は食事も毎日違うものを作ってくれて良かったのですが、後半になるにつれ夕食は滅多に新しく作ってくれずファーストフードが多くなり残念でした。
また、多くの学校クラスメイトはホストファミリーに休日色々な場所に連れて行ってもらったそうですが、私の場合、ホストファザーはずっと仕事で夜11時頃に帰宅、ホストマザーも仕事で忙しい、とどこにも連れて行ってもらえませんでした。
そして、朝家を出る時はホストファミリーは皆寝ており、夕食時たまに何かを作ってくれた時でさえ一緒に食事したのは数少なく、イメージと違うなあ、と思いました。
冷蔵庫の中は何でも食べていい、と言われており、常に残り物はありましたが会話があまりできなかったのが残念でした。
ルームメイトも自分のスマホでテレビを見るばかり…。しかし、その分夕方に裏の公園に散歩に行くと、犬の散歩をするおばさんたちと話すチャンスがありました。
05.治安と交通手段
05.治安と交通手段
治安はとても良い所でしたが、良くなかったのはバス通学です。私の家を除いて他の全てのクラスメイトが車での送り迎えだったにも関わらず、私の家はホストファミリーが仕事で忙しかったため、送り迎えがありませんでした。
特にアメリカのバスは滅多に時間通りに来ず、普通の時間に帰るだけでも最初は一苦労しました。さらにアクティビティに参加していつもより帰りが遅くなりバスを間違えた時は本当に怖く、メキシカンレストランのオーナーさんに助けてもらった時は安心して涙が出ました。
06.当社でお申込頂いた理由とサポートでよかった点
06.当社でお申込頂いた理由とサポートでよかった点
私は授業をとにかく多く受け沢山学びたかったので、他の会社にはなかった特別なコースを提供していたブリッジ留学サポートセンターを選びました。京都や大阪にオフィスがなかったため万が一の時に心配…とは思いましたが、現地でのトラブルにも素早く対応して頂き助かりました。
07.当社のサポートで足りなかった点
07.当社のサポートで足りなかった点
特に思いあたりません。
08.留学を検討されている方へ
08.留学を検討されている方へ
留学をする前、私はとにかく英語がペラペラになりたいと、一時期は英検を猛勉強し1年で4級から2級まで取ったり、ある時は日常会話の本を丸暗記して一日中英語を勉強していました。
ですが、いくら日本で努力したって本当の生きた英語ってなかなか身に付かないんですよね(笑)。たった1ヶ月でも向こうで生活するだけでよっぽど日本にいる時よりも会話は上達するんです。トラブルの時は焦りましたが、そこで使った言葉とか、あの時ああ言えばよかった…と翌日調べた言葉は絶対忘れないんです。
だから、日本で"資格とかテストのためだけに勉強してる"という人ではなく、本当に心から英語を使って○○をしたり、△△になりたいという人には絶対に留学はいいと思います。
しかし、私の行った学校にもグループで来て母国語で話してばかりという人もいました。たしかに1週間振りに聞いた日本語はほっとするかも知れません。でも、それって意味がありますか?何のためにわざわざ来たのかをもう一度考えれば分かるはずです。少しでも自分を節制さえすれば日本に帰った時に絶対日本の良さが初めて分かります。
そしてもうひとつ、日本で一生懸命勉強するのは大切です。特にボキャブラリー。それが乏しければ文法ができないより話にならないし、それは日本でもできます。わざわざアメリカに行かなくても。
英語を使う人にとっては英語が話せるのは、それほど素晴らしいことではありません。英語はただの言葉です。大切なのは英語を使いこなしてその上で何を話すか、だと思います。これから留学を考えている人はうんと言葉を勉強して、でも自分の好きなことや特技に時間を使うことは忘れないでください。そうすれば必ずその留学がとても豊かな素晴らしいものになります。